社員ブログ
販売商品は『ためになるもの』
みなさま、こんにちは。
本日のブログ担当の野村です。
これから更に暑い季節がやってきます。
体調など崩されないようくれぐれもご自愛ください。
さて、私事で恐縮ですが、今月より1年の任期でマンションの理事長に就任しました。
昨年度、第1回目の大規模修繕が終了したため安心して引き受けたのですが、
いざ蓋を開いてみたら前期からの継続課題があふれ出てきました。
取り急ぎで処理が必要となる案件のひとつに
大規模修繕で手をかけていなかった共用部の改修工事があります。
大量購入が必要なため価格を抑えるのにメーカーから直接仕入れる商品もあります。
この折衝を行う中で色々なタイプの営業マンがいて勉強になることも多いです。
A社「ウチは他社と比較してこんなに価格を抑えられますよ」
B社「ウチの商品はこのような改良を加えたためお勧めできるんです」
C社「この商品を使用してもらうと要望に対してこんな効果を提供できます」
以下、私の印象です。
A社=「7月中の発注でどこよりも安く」と価格で勝負
B社=「ウチの…ウチの…」と自社の商品力に自信を感じた
C社=「そのご要望を叶えるなら…」と使用後の将来像をイメージさせた
自分で依頼しておいて、商品の差も適正価格も正直よくわかっていません。
しかし、営業としてはこの3社の営業スタイルに大きな差を感じています。
私どもとは扱う商品の差はあれども、
C社が提案営業の基本だと高額商品を購入する側の目線で感じることができました。
先日社内で話題にあがっていた松下幸之助氏の格言にも
「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」
とあります。
販売するものは『ためになるもの』というこの一言。
私どもとは扱う商品の差はあれども、
C社が提案営業の基本だと高額商品を購入する側の目線で感じることができました。