社員ブログ

立地の悪さも活かせるかも?

 

 

いつもABC店舗をご愛顧いただきましてありがとうございます。

事務部の吉川です。

 

この3連休、母方の田舎である茨城県某所に遊びに行きました。

そこがまた大自然というべきかジャングルというべきか、もうとにかく木々に囲まれた山々の奥地で、森の数に反比例するがごとく人口密度の低い町で、飲食店は数キロ先の国道にぽつりぽつりあるぐらいの場所にあります。

 

 

田舎の家から国道を真っ直ぐ進むと茨城県の観光名所「袋田の滝」という場所に行き着くのですが、その国道を少し外れた脇道に入った場所に、数年前からカフェを営業されているお店があります。

 

あまり目立たない場所にあり、注視しなければ“森の中でちょっと一息”という小さい看板も見逃してしまいそうなほどですが、いつも駐車場には車や自転車が数台停まっていて、わざわざこんな場所まで来る理由とは…と疑問に思っていました。

 

 

ふと気になって、先日グーグル評価を検索してみたらなんと☆4.3!

 

食べログも口コミ数が(田舎にしては)多く、口コミの内容を見てみると、

「ロードバイクで行ってきました!」「峠道を使い紅葉を見るついでに行ってきました!」「袋田の滝へ行く前に一服」と色んなコメントが寄せられていましたが、お店に伺ったお客様の共通点は『立地は決して良くないが、国道近くという場所を利用して“ついでに”行った』ということでした。

 

 

 

ついでなんて言うと大変失礼なお話になってしまいますが、私はこれが意外と重要なポイントなのではないかなあ、と感じています。

 

今やコンテンツを独自に創り発信することができるこのご時世、ブランド設計には話題性が無ければなりませんが、このカフェ店の場合、周囲には住宅も無い、飲食店も無い、でもまっすぐ進めば観光地がある、これを目の前にしたときに考えたのが“森の中でちょっと一息”というコンセプトだったのではと思いました。

 

一般的に飲食店は“立地商売”と言われており、今もその事実には変わりはありませんが、立地が悪いとされている場所でも差別化やインターネットを駆使すれば集客することは可能だと、ふと身近に感じることができました。

 

 

開業をご検討されているお客様、是非一度、立地の悪さも活かせるということを視野に入れて、物件のお探しをしてみてはいかがでしょうか。きっと思いもかけないところに、お客様にぴったりの物件があるかもしれません。

 

 

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